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4月22日:変態ライブを終えて

いや〜、、、、、 何から書いていいやら。無事終えました。 この10年、私はひとりぼっちだと思っていました。 誰からも愛されない。自分には価値がない。そんな妄想(と今ならわかる)に頭も心も巣食われ、と同時に「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」は醜く膨れ上がり。 自家中毒みたいになって、特にこの一年は苦しくて苦しくてどうしようもなかった。 でも、力を貸してくれる人、一緒に作ってくれる人、声をかけてくれる人、聞いてくれる人、見にきてくれる人、応援してくれる人。たくさんいてくれたんです。 愛を与えてくれる人に初めから囲まれてたの。 受け取り方がわからなくて、はねつけていたのは私の方なんです。 これを打ちながら、ちょっと体が震えております。自己開示してるからだなきっと。 しんどくてしんどくて、もう音楽なんかやめてしまおうかと何度も思いました。 いきなり涙が溢れてきて止まらなくなったこともあった。 でも、やめたくないんです。やめても解決しない。問題はそこにはないとわかっていました。 だから、やめなくていいように。これからも音楽を続けていけるように、考え方や感じ方を変えなければいけませんでした。 思うようにならないことに対して不満を持つのをやめよう。 眠る時はその日一日に感謝しよう。 朝目が覚めたら「今日は素晴らしい一日になる」と信じよう。 そこから始めました。 セルフセラピーやでこれは。笑 大したことをやってのけたと思います。私の心は生まれ変わって、世界の見え方が変わりました。 人がくれる言葉が、本や映画が音楽が、ふと目に入った景色が投げかけてくるものが、自分の心に届くようになったのがわかりました。 4/19熊並、そして4/20のアニバーサリー変態ライブ。 こないだも書いたけど、このふたつが2daysになったのはなんかギフトだったなと今なら思えます。 熊並メンバーの岩瀬さん、あっちゃんさん、熊さん、社長。 楓バンドメンバーの山下さん、山内さん、天さん、賢さん。 のんちゃん、麿さん、森藤さん、たーさん。 Blue Moodと曼荼羅のスタッフのみなさん。 そして時間とお金を割いて会場へ足を運んでくれたみんな。 ほんとにほんとにほんとうに、わたし心のすべてを捧げて ありがとうございました。 実は、4/20が終わったらちょっとお休みしようかなと思ってたんだけど。。。 休むのやめた。休む必要が

3月29日(金):トロントの思い出(5)

ホステルにいた10日間のうちにネットで見つけたシェアハウス。1階は中国人のご家族がお住まいで、私を含む3人の日本人で2階をシェアするスタイルでした。 シェアメイトのひとりは、ちょっとだけ年上の「姉さん」。小柄でスタイルが良くて美人で明るい。話好き。 ALDO の靴が好き。 もうひとりは姉さんと同い年くらいだった「兄さん」。DJをやっていて、レコードをたくさん持ってた。温厚で背が大きい。キャップとオーバーサイズファッション。 我々の距離感は絶妙だったと思います。近づきすぎず、でも離れすぎず、一緒にご飯を食べることも飲みに行くこともあったけど、「仲良くやってこうぜ」みたいな熱い感じはなかった。 3人っていう人数も良かったのかもしれません。人数が多くてもっとワイワイしていたら、そこだけの付き合いで生活が満たされちゃってたかも。 居心地のよい家を手に入れ、次の課題は仕事でした。 日本から持ってきたお金は大した額ではなく、すぐ働きはじめなきゃいけなかったし、何より目標としていたのは「ライブミュージックのある場所で働く」こと。 そういうところで働けば、ちょっとお前歌ってみなよという話がいつか立ち上がり、やがて歌えるようになるのでは!?という夢を描いていたのです。 「toronto live music bar」の検索ワードでお店を探したり、街を歩いて「hiring」(働く人募集中)の張り紙を探したり。それらしき場所を見つけたら、履歴書を持って突撃です。「ここで働かせてください!」私は千と千尋の千か。でも本当にやっていたのです。 でももちろん結果は散々。英語もろくにしゃべれない馬の骨を雇ってくれるチャレンジ精神旺盛なお店なんて、そうそうあるものではありません。 それと同時にやっていたのは、ネットの掲示板に「私を雇ってください」ポストを載せること。 「21歳日本人、女、音楽のある場所で働きたい、ゆくゆくは歌いたいです」。 これ、私よく無事だったなぁ。笑 仰天ニュースでやってそうな惨劇ドキュメンタリーの導入部分みたいですね。 でも本当にやっていたのです(2回目)。 当然というか何というか、なかなか働く場所は見つかりませんでした。 仕事が決まらないことには街をブラブラしてみる気にもなれなくて、とにかくまずは生活の基盤を作らないと…!と、いったん音楽から離れた職場を探すことにしました。

3月27日:果てしない

果てしなさすぎて… 音楽の仕組みも、歌うことも、言葉も、ボールを投げて捕ることも、 夜眠ることさえうまくできないというのに ちょっと打ちのめされています。 夕飯につくった「大根もち」は美味しくできたから 今日は及第点としよう。 そうしよう。 かえで