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少女の力

日本はつくづくロリコン文化だなと
広告(特にポスター)を見るたび思っている。

風邪薬の美女、
「ダメ!絶対!」の少女、
選挙権18歳に引き下げの少女(これはけっこう衝撃だった)、

その広告に対してこのデザイン
そしてモデル選定。
いったいどうやって紐付けてるんだろう?
と思うことがよくある。

と同時に、
「少女」が持つ力はなんかスゲーということを
私は知っている。

何ていうんですか、求心力。
存在感。
透明感。
みずみずしさと同時に、
あやうさみたいなものも。

今日、ふらりと歩いていた街角のバブルティー屋さん。
テラス席にはふたりだけ、セーラー服の女学生。

目がいくのである。
そして想像する、会話の内容、笑顔の理由、
話す二人の関係性。

昼下がりのがらんとしたテラス席、
赤と白を色調とした椅子とテーブル、
日陰のいちばん濃いところに向かい合わせる2人の少女。

なんつーか絵になるのである。

そのふたりがOL風だったら。
お母さん風だったら。
男子学生だったら、サラリーマンだったら、
いろいろとパターンを変えて考えてみるが、
いっとう絵になるのはやはり「少女」だ。
(次点、おじいちゃん)

「少女が持つ力」は一体どこから来るんだろうなぁ。

しかもその力って結構ユニバーサルで、
例えば
女の子アイドルグループのファンに女の子はたくさんいるけど、
男の子アイドルグループを男の子が好きになったりってあるのかなぁ
とも考える。

いつか『日本におけるロリコン文化と「少女」の力』という
論文を書きたいと思っていたんだけど、
今日のバブルティー屋の一件で胸中を開放したくなったので
このブログでした。

もともとロリコン文化なんてものは存在せず、
私という一個人がただ単に
「少女」に対してコンプレックスを抱いているだけ説も濃厚。

ほんとうなら
会田誠さんの作品「あぜ道」を冒頭に貼りたかったんだけど、
著作権とかアレしたらあれなので
良かったら画像探してみてください。


ちなみに、昨日久々に見た
「ダメ!絶対!」最新と思われるポスターは
武井壮さんによるモデルでした。
どうしてビフォーアフターみたいなやつにしないのかな?






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