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2月, 2024の投稿を表示しています

2月27日:「私」はどこにいるのか

ツイッターっていうかXでこういうツイートっていうかポストをしました。  「私」はどこにいるのか? 例えば一本の足の骨は私なのか、私のものだが私ではないのか。 その骨が折れたら「私」は折れるのか? 例えば髪の毛の色素。 抜いたら「私」はいなくなるのか? →ならない →髪の色素は私のものだが「私」ではない。 とりあえずここまで これからリハ!行ってきまーす。 — 小林楓/kaede.kbys🐛 (@kaedekobayashi) February 27, 2024 なんでこれを考えだしたのかというと、頭が空いていたタイミングだったっていうのもあるんだけど、ラジオを収録したときに「セクシー田中さん」の件についていただいたメッセージを読んだのが影響していると思います。 この件はまだまだ私たちの記憶に新しいです。 私がこれから書くことであなたを嫌な気分にさせるかもしれないので、読まないでおこうと思う方は回れ右でお願いします。 原作者の先生が亡くなったとニュースが出たとき、ラジオでも言ったんだけど、「死ぬことないじゃないか」と思ったんです。 SNSをやめるなり、漫画をやめるなり、休載していったん俗世から離れるなり、もしくはTV局やドラマ制作側や出版社を相手取って戦うなり、何か取れるアクションがあったんじゃないかって。 でも先生は自分の人生を終わらせることを選んだ。 「野猿」っていうグループが昔いました。とんねるずと「みなさんのおかげでした」のスタッフ陣で編成された音楽グループ。私もめちゃくちゃ大好きで、円盤が擦り切れるくらいアルバムを聴いていたんだけど。 この野猿が解散したとき、自ら命を絶たれたファンの方がいました。 芦原先生にとって「セクシー田中」さんは、野猿ファンの方にとって野猿は、自分の一部だったんじゃないか。 自分の一部が侵害されたり、解散したりしてしまった。 だから命も消えた。 でも客観的に見ると、漫画家と作品は一体ではないし、音楽グループとファンも別物です。 だから、「自分というのはどこから始まって、どこまでをそう呼べるのか」という意味で考え始めたの。 そして考えれば考えるほど、「どこまでも自分で、どこまでも自分じゃない」というところに帰結するのよね。 旧劇場版の綾波みたいなこと言ってますけれど。 上に貼ったツイートの例だと、 髪の毛からもともとの色素を抜

2月26日:きんぴら

きんぴらが好きです。 食べるのも作るのも好き。 にんじん、にんじんとごぼう、にんじんとレンコン。 今日作ったのはレンコンのみのきんぴらでした。 いつもは砂糖の代わりにはちみつを使うんだけどちょうど切らしていたので、初めてきび砂糖で作ってみました。 ちょっと前から、我が家の砂糖はきび砂糖。どんなもんかと思って買ってみたけど、優しい甘さで大ヒット中のやつです。 レンコンを炒めて、火が入ったかな?というところできび砂糖を投入。 ずっと炒めてると飴みたいになるのね。みりんを入れたせい?でも白砂糖でやってもこんな風にはならない、っていう飴具合でした。 お味もよかった。 今度は黒糖で作ってみようかな。 私が小学生の頃、祖父がよく大量のきんぴらを作っていました。 にんじんとごぼうのやつ。 ほんとにすごい量で、なんでこんなに作るん?と思っていたあの頃の私。 そういう気持ちだったから、あんまり食べたことがありませんでした。 今は逆に、あの頃の自分の気持ちがよくわかりません。 作ってくれたんだから食べたらいいのに。 祖父の愛情が鬱陶しかったの。私は大馬鹿者でした。 祖父に対してはいろいろな思いがありすぎて、情けなくて申し訳なくて、もう今では伝えることができないけど、いつも(本当にいつも)想っています。 私がきんぴらを食べるのも作るのも好きなのは、やっぱり祖父の影響だと思う。 でもじいちゃんのきんぴらの味が思い出せないのは悲しい。情けないです。 楓

2月16日:食文化と宗教

今日、偶然通りかかった古本&古陶器屋さんで、世にも素晴らしい絵本を買った。 インドの民話や神話が元になった話が短く・複数収録されているようなんだけど、一節の中にこんな文章があった。以下要約。 ・神が人間を創造したとき、大地には1本の木も生えていなかったので、人間は神に「何を食べたらいいのか」と聞いた。 ・神は木を作ったが、人間は「果実がないので食べられない」と言った。 これ、、日本人なら言うかね?「果実がないので食べられない」と。 この人間が日本人であったなら、木があるならその根を食べられるかどうか、検証し始めるような気がする、、 果実なんか実っていなくても。 この話を読んで、もしかしたら宗教と食文化って深く関わってる?と思ったのでした。 いやインドの宗教(ヒンドゥーとシク?)も神道もまったく知らないのだけど。 日本人が食べ物に関して先進的なのは宗教が絡んでるのかな つまり土着の考え方が、、 どうなんだろう。今気になったこと。 かえで

2月10日:まずひといき

アニバーサリーライブの詳細情報を告知しました。 どっと疲れた。 緊張したし、今もしてるし、どーなるんだ?どうすれば?でも賽は投げられたのだ!を繰り返している頭。 そして心。 あんまりシリアスに思い詰め過ぎたくないし、お知らせを見てくれる人にも重たく感じ過ぎてほしくないんだけど、今回ばっかりは勇気出して伝えたいことを伝えようと文章にしたらやっぱり重くなった気がしてる。 やっぱり言わなければよかったかな、いやでも言うって決めたんだ!を繰り返している頭。 そして心。 でもとにかくひとまずここまでで一番緊張するところは今日終えたので、本番に向けてさらに詳しく練っていこう。 やりたいことがあるんです。 ずっとやりたかったこと、ずっと前にやめてしまったこと。 けけけけけー。(笑い声) 昨日よるコンビニへ行ったとき、会計が1400円ちょうどだったんです。 店員さんが「おっ。1400円ぴったりですよ」って言ってくれて。 ゾロ目とかぴったりとかの数字が目の前に現れると運気や肯定を感じる私なんですが、この時はぴったりだったことより、店員さんがそれを伝えてくれたことがなんだかすごく嬉しかったです。 楓

2月9日:Chita Rivera

 I can't really share this sadness with anyone near that Mrs. Chita Rivera has gone over the rainbow on 30th Jan 2024 last month. Listen at her voice. Look to her dancing. Feel her fire coming out through your monitor. She has passed away. Human dies. I die. You die. In some way someday For sure with no fucking exception. k