正義の話 「正義の対義語は別の正義」ということを意識するようになってから、私は私の正義を語ることに消極的だったように思う。 実態も真実もなく、時代と主観が反映されたものだから。 必ず移ろい、普遍でないから。 でも、ラジオで神宮の森伐採の話をしたとき(明日放送のミラーボールラウンジ)、我ながら情けない話になってしまったと思ったんだよ。 聞いていただければわかるんだけど。 絶対的な答えが存在しないからこそ、自分の答えを持たなきゃいけないんだ。 Princeの「Baltimore」 白人警察官が黒人を殺す事件についてを歌った歌で、プロテストで使われるコールが歌詞に入っている。 If there ain't no justice, then there ain't no peace. 正義がなければ平和もない。 この言葉の意味をずっとずっと考えてました。 それぞれが正義を持つことが争いの種になるのなら、正義なんて持たないほうがいいんじゃないかと思ってたけど。。 それって放棄だし放任なんだきっと。 自分の正義を持って、同時にそれを問い続けること 変わることを恐れないこと 変えられないものがあることを自覚すること 心に打たれた楔はなんなのかを言葉にすること 何を失っても、何を傷つけても、自分で自分を正しいと思えるものが正義でしょうか。 それって相当な覚悟がいるよね。 自分の正義のために他人の正義を殺すこと、が起きるのは当然だな、、 かえで
小林楓(シンガーソングライター)の日常に関するなんでもない話を書くところです。たまに大事なことも書きます。