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一冊の本を



興味を持って開いた一冊の本でも
イチからヒャクの隅々まで読み通すのはなかなか困難です。

ぐっと引き込まれたと思ったら
難しくて斜め読みしちゃったり
突如一節に心を切り裂かれて
その矢先、サーッと読む気が引いたり。

わたしのムラっ気と
集中力のなさの問題かもしれないけど。。

今読んでいる本、何とは言いませんが
まさに「サーっと引いてる」その所で、

でも少し先のページをチラ見すると
ひどく面白そうだったりして。

いかなる本でも
読めば自分自身との対話のような体験ができますが、
読めない時もそうだね。。
読み進められない自分が、まさに今の自分自身。




あとね、
その人を知りたくばその人と向き合え。
その人の作品と向き合え。
と、自分に言いたい。

万葉集や古事記を知りたいのに
それ自体を読む前に解説本ばかり読むのはやめなさい!

はーい。。。
この癖なおします。
近道はないんだよね。





楓。

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