夜、用事があって原宿駅へ。 約束の時間まで1時間も余裕があって、早めに集合場所へ行こうか、コーヒー飲みながら本でも読むか…と歩いていたら、木の匂いに誘われたので、代々木公園へ迷い込みました。 雨のせいかいっそう濃くなった木々の香りと、夏の終わりの(もしくは秋の?)虫の声と、濡れたアスファルト、最低限の電灯。 代々木公園って東京に住むようになってから数えるくらいしか足を踏み入れたことがなかったし、夜に入ったのは初めてで、今までなんで来なかったのかと思ったくらい好きだった〜。 園内マップをまったく知らないので、遠くまで行きすぎないように、でも行き当たりばったりで20分くらい散歩しました。 人々は静かに語らって、歩いて、ジョギングして、私もそのなかのひとりで。 村上春樹の小説のようだったかも。 あと思ったのは、こんな暗い中で女が一人歩きしても危険がないなんて、日本ってすごいなぁということ。 東京の代々木公園はニューヨークでいうセントラルパークだと思うんだけど、セントラルパークって夜どうなんだろう。(ていうか人が立ち入れるのかな?) しかも代々木公園の方が鬱蒼としてるというか、あまり光が入らなくて死角が多いように思うのよね。 日本ってどうして治安がいいんだろう。 などと考えたり、考えなかったりしながらウロウロと。 NHKホールの脇を通ったら、たくさんの人が開場を待っていらっしゃいました。 誰のコンサートだったのかな。 かえで