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ただの小林楓になります。



12/22 高田馬場音楽室DX
「にいつの夜」にて発表いたしました。


わたくし小林楓、
「ドキドキするJ-POP」を卒業し

ただの小林楓となることを
ここに宣言いたします。




2014年8月31日に1枚目のアルバムを発売してからこっち、
私のライブ頻度は半年に1回という超スローペースで

もっとライブしたい、
でもどうしていいかわからなくて

たまにブッキングライブに出させてもらい、
たまにワンマンをして…
という活動スタイルでした。

そんな中、2017年初頭。

Blind Spotのツアーにひっついて
東名阪で2曲ずつ、歌わせてもらいました。

最終日、高槻でのライブが終わった帰り道、
車の中で気付いたの。

「どうしていいかわかんないじゃなくて、
やりたいと思ったらやればいい。
それに、いいライブをしたいなら
ライブを重ねないと向上させられない」

って。

そこから、各地のライブハウスを探して
出させてくださいと連絡する日々が始まりました。

竹内藍ちゃんが誘ってくれた4/22京都Akkun's。
出演を快諾してくれた4/24名古屋今池3STAR。

この2ライブをスタートとして、
毎月4回程度のライブができるよう
スケジュールを組んできました。


ステージで歌えば歌うほど、
わたしと音楽との関係は変わっていきました。


音楽ってなんだ?
歌ってなんなんだろう?
その起源は?
言葉はどこから来たのか?
音の正体とは?

わたしは何故、
「曲をつくって歌う」んだろう?


。。。


最後の問いの答えは、出ていません。
たまたま音楽で歌だった。
それだけのことなのかもしれない。

「それだけのこと」に
こんなに毎日振り回され、
時に舞い上がり、時に突き落とされ、
何でやってんだかわからなくなり、
何をしたいんだかもわからなくなり、
それでも結局キーボードに向かう、
ギターを握る、
マイクに向かう。

そして思いました。


「ドキドキするJ-POP」という看板は
何のために誰のために
掲げたんだろうか。




最初は、

小林楓はこういう人ですよ
こんな音楽をやってますよって

わかりやすくするためのキャッチフレーズでした。

そして、
それがいつしかわたしのやりたいことを狭める
檻みたいな、足枷みたいなものに
変わっていきました。

表現するってそういうことじゃないだろう。
最初からそこにドスンとあるキャッチフレーズで
左右できるようなもんなら
誰も苦労しない。

「ドキドキするJ-POP」という言葉とわたしの間に
4月からの1年で、随分距離ができて。
この言葉を掲げる時期はもう終わったんだなと
感じるようになりました。




今年に入って発表した曲。

「décadence」
「シトリンの風」

と、昨日やった「新曲(タイトル未定)」。

これらは、「ドキドキするJ-POP」を
まったく考えることなく
ただの小林楓として作った曲です。

昨日ライブでバンド演奏できて、
あー、間違ってないな。
と思いました。

「ただの楓」宣言のあとに歌った
「エキジステーレ」は、
今までと全然違う気持ちで体から出てきて
実は自分でも驚いていました。




そんな訳でわたくし、
「ただの小林楓」になります。



これから誰に届けていけるのか
受け止めてもらえるのか

もしかしたら誰にも届かないのかもしれない
受け止めてもらえないかもしれない

怖いけど。

すっごく怖いけど、
これが生きる術だからもう、仕方ない。笑

諦めて苦しみます。
それを楽しむことにします。



ただの小林楓は、
これからも一層取り組んでいきます。

応援してくれとは言いません。
応援してもらえる自分でありたい。

です。







長くなりましたが!

「ただの小林楓」第一歩だった昨夜のライブ
お越しいただきましたみなさま
ありがとうございました!

たーさんのベース
阿久井さんのドラム
天さんのギター
tatsuyaくんのピアノが
がっちりわたしを包んで
時には背中を押してくれて、
もーーー最高に、最高で、最高だった!

みなさまの笑顔や、
曲や演奏を聴いてくれている表情、
「Birthday」の手拍子やおててフリフリ
全部に力をもらえました。

いつも以上に全力のステージを見せてくれた
落合みつを兄貴。

心から愛する音楽室DX。


…うん。
わたしは行けるぜ。

この世界に2017年12月22日があって良かった。



みなさま本当に、ありがとうございました!






最後に…

「ただの小林楓」となったわたくし

2018年4月、ワンマンライブやります。

やりますよ。

うふふ。


情報は、すぐに!





楓♡

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小林楓活動報告所

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