高校3年の頃、「小論文」のクラスを選択していました。
推薦での進学を目指す生徒に向けたものだったのかな。
週に1日2限か、2日で4限か、時間があったような記憶です。
○○について、400字詰めx4枚で記せ。
それが通常の課題でした。
私は文章を書くことが好きでした。
それでいて、はったりがとても上手でした。
特に真剣に考えてもいない「社会への貢献」について、それらしく書くのがとてもうまかった。
教科担任の先生。
名前は覚えていないけどビジュアルは忘れないだろうあの先生。
太い黒縁メガネの、いつもジャージを着ていたちょっと天然パーマでひょろ長い体躯のあの先生のスイートスポットに潜り込む小論文を書くのがとっても上手な、
クソ小狡い生徒だったんです。
でもね、あるとき
お題がどういうものだったのか、覚えてないんだけど
私は自分が「すぐ模倣する」ことについて書いたんだよね。
「模倣した表現を自分の根底から生み出したものとわざと思い込んで、自慰的快感に浸る私の醜さ」まで書いたと思う。
…たぶん、卒業が近かったんでしょう。笑
そしてそれを読んだ黒縁メガネの先生は、「面白い」と言ってくれたの。
「そこまで自分を吐露するか?大変興味深く読みました」というような赤ペンを入れてくれた。
なんでこんな話をするかって言うと、
私は今、自分の表現について考えているからです。
この「どうでもいい日記」も、ラジオも終わらせて
SNSも捨てて
日常に関するあらゆる表現を音楽に集約させてみたいんです。
…あれ?
じゃあ試しにそうしてみればいいよね?
。。。書いてみたらすっきりしてしまった。
今年はいっぱい変化があるかなぁ
かえで
コメント
コメントを投稿