「青天を衝け」第10回。
公式サイトにある役者さん・脚本家さん・演出家さんのインタビューで、「奇しくも今の時代と合った内容になっている」と複数の方がおっしゃっています。
今回、なんだかそれを強く感じました。
私は問題を解決するために行う、人が血を流す争いに懐疑的です。
どこまで話し合ったのか?どこまで腹を割ったのか?
本当にそれしか道はないのか?
だって、殺し合いをしてどっちかが勝ったとしても、負けた方の魂を受け継いだ団体が新たに生まれて、その人たちとまた殺し合いになる。
終わりがないじゃん。解決にならない。不毛なんです。
奪い合って、奪い取ったほうが束の間の栄光を貪って、でもすぐまた奪い合いが始まって。
わからん。いつまで人間は同じことを繰り返すんだろう。
思誠塾の志士たちは、一種のトランス状態なんだろうか。
藁人形に斬りつけまくってた栄一を、あの時支配してたものはきっと憎しみじゃない。
人はそれぞれ理想郷を描いてる。
同じ理想郷を描く同士でチームを組むのも当然。
でもなんで殺し合わなきゃいけないんだ。
愛せないなら、共に生きられないならお互い放っておけばいいのに。
…とはいえ、放っておくなんてできないよなという考えももちろん浮かぶ。
だって放っておいた間、こっちの平和を脅かす活動をジワジワと進めてたらどうするんだ?
答えが出ないよ。
ジョン・レノンはImagineを作りながら何を思ってたんだろう。。
青天を衝けから話し飛びすぎ笑
かえで
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